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メッセージ

〈任期付助教〉YY

聖マリアンナ医科大学 医学部 麻酔科

卒業:聖マリアンナ医科大学医学部
出身:神奈川県

麻酔科を選んだ理由

聖マリアンナ医科大学病院本院で初期研修をし、1年目の夏に2ヶ月麻酔科をまわりました。麻酔科研修の最中は、目まぐるしい毎日で日々精一杯、手術中座れるのは良いけれど自分には向いていないと感じていました。それでも2年目で選択したのは、毎日のミッションをクリアするような感覚に魅力を感じていたからかもしれません。ですがやはり2年目の研修中も、もう麻酔科は十分と思ってしまうぐらいヘトヘトで帰宅後すぐ寝てしまう毎日でした。
2年目の初秋に科の選択をするにあたり、色々な種類の手技をしたい、飽きずに続けたい、蘇生や救命をできる医師でありたい、患者さんとしっかりとコミュニケーションをしたい、などと思う様になりました。迷う科はいくつかあったのですが、麻酔科領域の勉強が面白かったので、大変かもしれないけれど一番体力のある今こそ挑戦してみてもいいのではないかと麻酔科を選びました。

聖マリアンナ医科大学 医学部 麻酔科

麻酔科医のやりがい・面白さ

麻酔科は主に周術期に患者さんと関わり、一見患者さんとの関係は希薄に見えます。一方で、その日の手術をするため・術後良好な経過を得るために、症例によっては何日も前から麻酔プランを練り、その患者さんと徹底的に向き合うことができる科だとも思います。ICや術前診察などの短い時間の中でも、手術に不安を抱える患者さんに寄り添い信頼関係を築くことも、難しいですがやりがいのあることだと感じました。
麻酔科医は1人でオペ室にいることが多いので、黙々と1人で仕事をしていると思われがちです。実際には麻酔科医同士も、外科の先生方やオペ室のスタッフの方々とも、コミュニケーションが重要です。その点も含めて楽しいですし、チームプレイの仕事だと日々感じます。
何より、少しずつできる手技が増えていくことや、病態を自分で考え薬剤調整した結果、循環動態や呼吸管理の変化が目の前で見られることが面白いです。

聖マリアンナ医科大学麻酔科の魅力

入局してみて、同期は3人いますが、上級医の先生方は私たちそれぞれの性格や特性を汲んで1人1人の個性を見てくださっていると感じます。割り当てられる症例は入局1年目から幅広いですが、指導医の先生方の手厚いフォローのもと、実経験をもって成長させてもらっています。先生方にも、労働環境としても、とても恵まれていると思います。また、急変時などに必ず先生方が駆けつけてくださいますし、重症症例では上級医の先生方と、時に他科の先生方や多職種で情報共有しながら方針決定をします。特に若手のうちは、自分で考えながらもバックアップのある状態で麻酔できる点で大きな安心感があります。
また、大学病院の医局として、確実に専門医に必要な症例数が揃うこと・出産や育児を経験している先生も多くさまざまなライフモデルがあること・急な休みに対しても医局として人員をカバーできることなども魅力だと思います。

聖マリアンナ医科大学 医学部 麻酔科

今後の目標・達成したいこと

研修医2年目の時、井上教授に、患者に感謝される医師になることは比較的簡単だが、医師に感謝される医師になるのは難しい、とお話しいただきました。まだそのような医師には程遠いですが、絶えず勉強し、日々努力していきたいです。

入局を考えている方へメッセージ

自分の至らなさに落ち込んだり悩んだりすることはありますが、麻酔科を・この医局を選んで良かったと日々思っています。とにかくいろんな経験ができる場所です。迷っていればぜひ一度研修や見学に来て欲しいです。

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