研修・キャリア
麻酔科専門研修
経験豊富な指導医陣が熱心に指導
経験豊富な指導医陣が、日常に遭遇する疑問に答えてくれます。
入局初年度は基本的な手技を、その後のステップアップに合わせて、実務から臨床研究まで指導を行います。
研修コースについて
研修実施計画例
週間予定表
本院麻酔ローテーションの例
認定制度・資格取得について
麻酔科の認定制度は、近年の専門医制度の改訂に伴い大きく変化しています。
麻酔科標榜医取得
聖マリアンナ医科大学麻酔科で2年研修を受ければ “麻酔科標榜医” は確実に取得可能です!
[認可基準]
●麻酔科専修コース:2年間の修練施設における麻酔業務従事
●その他の医師コース:2年以上麻酔業務に従事、かつ300例以上
-
「麻酔科」=厚生労働省による認可を受ける唯一の診療科
-
「麻酔科標榜医」のみが開業時に「麻酔科」の看板を表示可能
-
「麻酔科標榜医」が常勤する病院のみが「麻酔科」の表示可能
麻酔科認定医取得
聖マリアンナ医科大学麻酔科で2年研修を受けることで、
麻酔科標榜医取得可能=自動的に麻酔科認定医も申請可能!
「麻酔科認定医」=「麻酔科学会正会員」+「麻酔科標榜医」
麻酔科専門医取得
麻酔科学会が指定する、責任基幹施設の作成したプログラムに入ることで、専門医受験資格を得ることができます。責任基幹施設は主に大学病院であり、麻酔科専門医を目指す以上は高度な医療を行っている大学病院に属することが求められるようになりました。
聖マリアンナ医科大学病院麻酔科には経験すべき症例と数が十分にあります!
[専門医受験資格]
●満4年以上「研修プログラム」に参加して麻酔科研修を受けている
(すなわち研修プログラム参加の施設以外での麻酔科研修期間は研修期間として算定できない)
●認定医取得後麻酔関連業務に専従している
●規定の経験症例数を満たすこと
● 12ヶ月以上手術室での麻酔管理業務の研修をしている
● AHA-ACLSもしくはAHA-PALSプロバイダーコース受講済みである
●所定の研究実績(学会発表や論文執筆)がある
[専門医受験資格を得るために経験が必要な症例とその数]
-
全症例数/600例
-
小児(6歳未満)の麻酔/25例
-
帝王切開の麻酔/10例
-
心臓血管手術の麻酔(胸部大動脈瘤を含む)/25例
-
胸部外科手術の麻酔/25例
-
脳神経外科手術の麻酔/25例
[聖マリアンナ医科大学病院麻酔科の症例数]2019年実績
-
小児(6歳未満)の麻酔/363例
-
帝王切開の麻酔/234例
-
心臓血管手術の麻酔(胸部大動脈瘤を含む)/472例
-
胸部外科手術の麻酔/307例
-
脳神経外科手術の麻酔/281例
サブスペシャリティの専門医取得について
専門医資格取得後、更に細かなサブスペシャリティを学んでいくなかで、下記のよう専門医資格を取得することもできます。
-
日本ペインクリニック学会ペインクリニック専門医:井上莊一郎、田澤利治
-
日本心臓血管麻酔学会認定指導医:坂本三樹
-
日本心臓血管麻酔学会心臓血管麻酔専門医:小幡由美
-
日本周術期経食道心エコー認定医:清野雄介、小幡由美
-
日本小児麻酔学会認定医:坂本三樹、丹羽康則、小幡由美、平 幸輝、永田美和
-
日本集中治療医学会集中治療専門医:清野雄介、中川雅史、佐藤暢夫、伊東祐美
-
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医:丹羽康則
-
日本医師会認定産業医:丹羽康則
-
日本呼吸療法医学会呼吸療法専門医:佐藤暢夫
-
日本緩和医療学会認定医:田澤利治
-
日本区域麻酔学会認定医:平 幸輝
-
日本救急医学会救急科専門医:永納和子、関一平